診療報酬請求事務能力認定試験

診療報酬請求書作成の能力、つまりレセプト業務技能の試験です。
レセプト業務の技術向上を目的として始まりました。
全国一斉に行われ、難易度だけでなく医師や医療機関関係者からの認知度も高い試験であり、医療事務としてのスキルを明確に出来ます。

診療報酬請求事務能力認定試験の概要

受験資格を問わないため、年齢・学歴・職歴等に関係なく誰でも受験できるのも魅力です。
実務経験がなく医療事務を目指す人や医療事務として働いている人のスキルアップに有利です。

受験資格

特にありません。

受験科目

医科と歯科を選択できます。
どちらも学科と実技の試験です。

試験日

毎年7月と12月の日曜日か祝日に実施します。

時間

学科試験と実技試験合わせて3時間の試験です。

試験地

札幌市・仙台市・さいたま市・千葉市・東京都・横浜市・新潟市・金沢市・静岡市・名古屋市・大阪府・岡山市・広島市・高松市・福岡市・熊本市・那覇市の17都市で実施。

申込方法

財団法人日本医療保険事務協会へ案内と願書を請求します。
(試験日の3ヶ月半前から受付)案内の通りに受験料を支払い、願書を郵送します。
(願書は受験者ごとに郵送し、団体での受験の場合は連絡してから郵送します。)

手続きが終わると、受験票が郵送されてきます。

受験費用

7,500円を郵便振替(所定の用紙)で納入。手数料は受験者負担。

結果の発表

試験の翌々月末までに郵送で受験者に知らせます。
財団法人日本医療保険事務協会のホームページでも発表します。

実施団体

財団法人 日本医療保険事務協会
〒101-0047 東京都千代田区内神田2-5-3児谷ビル
TEL03-3252-3811、FAX03-3252-2233

合格率

約30%と難易度は高いです。

出題範囲

診療報酬請求事務能力認定試験ガイドラインのとおりで、マークシート形式で行い、試験会場への資料の持込可能です。

筆記試験

・医療保険制度等
・医療保険制度等、公費負担医療制度の概要
・保険医療機関等、療養担当規則等の基礎知識
・診療報酬等、薬価基準、材料価格基準の基礎知識
・医療用語および医学、薬学の基礎知識
・医療関係法規の基礎知識
・介護保険制度の概要

実技試験

・診療報酬請求事務(レセプト作成)

筆記試験は今までの試験では110題出されています。
また、診療報酬等からの出題の割合が例年多いです。

実技試験では点数表の理解とレセプト作成の実践力が必要となってきます。
問題に多く触れて経験を積むことが大切です。

合格の基準点は筆記試験・実技試験それぞれに設けられていて、いずれも基準を上回らなければ合格できません。
ムラのない、豊富な知識が必要とされます。

診療報酬請求事務能力認定試験過去問題集も市販されています。出題範囲が広いので出題される問題の傾向を把握するのも重要です。

過去30回のデータ

過去30回で医科の受験者が24万人なのに対し、歯科の受験者は8千人以下と圧倒的に医科受験者が多いです。
また、男女の比率は男性は10%以下、女性が多く受験しています。

年齢別に見ると、16〜20歳が一番多く、年齢が上がるにつれて受験数も減っています。
しかし、31〜40歳が約17%、41〜50歳が約6%と、年齢を気にせず働ける医療事務に関する試験だけに、幅広い年齢層の人が受験しています。

また、受験者数のうち医療事務として働いた経験のある人が約20%を占めていることからも、この認定試験の信頼性がうかがえます。

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